全領域異常解決室の原作はないがモデルはある?あらすじ・キャストなど基本情報

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藤原竜也さん主演のフジテレビのドラマ「全領域異常解決室」が放送開始します。

このドラマは、最先端の科学捜査でも解明できない超常現象のような「不可解な事件」を捜査して解決する“ミステリードラマ”。

完全オリジナルストーリーで、原作はありませんが、もしかしたらモデルとなっている機関がある可能性もあり、それについても調査しました。

また、ドラマ「全領域異常解決室」のあらすじやキャストなど、基本情報も紹介します。

目次
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全領域異常解決室の原作はないがモデルはある?

原作はなくオリジナル

フジテレビのドラマ「全領域異常解決室」は、脚本家の黒岩勉(くろいわ・つとむ)氏による完全オリジナルストーリーです。

黒岩勉氏は、

  • LIAR GAME Season 2
  • 僕のヤバイ妻
  • グランメゾン東京
  • TOKYO MER〜走る緊急救命室〜
  • ゴールデンカムイ
  • キングダム 大将軍の帰還

などなど、数々のドラマや映画の脚本を手がけています。

黒岩氏は、主にフジテレビ系列のテレビドラマの執筆をし、特にミステリー作品を手掛けることが多い一方で、2010年に小説家デビューも果たしています。

全領域異常解決室にモデルはある?

ドラマでは「全領域異常解決室」は、

大和朝廷時代からある世界最古の捜査機関で、超常現象のような“不可解な事件”を捜査する内閣官房直轄の機関

という設定で、架空の機関。

さすがに、日本にそのような機関は実在しません

もしも極秘機関として存在していたとしたら、私たちのような一般人には知る術はありませんが・・・。

しかし、実はアメリカ合衆国には、

全領域異常対策室(All-domain Anomaly Resolution Office/AARO)

という機関が、2022年に国防総省(ペンタゴン)内に設置されました。

アメリカの全領域異常対策室(AARO)は主に、未確認飛行物体(UFO)や、空・海・宇宙・陸上における未確認異常現象(UAP)を調査する部局です。

ドラマのタイトルでもあり部署名でもある「全領域異常解決室」と、ほぼ名前も同じですね。

しかしドラマでは、人々の常識を超えたどこか不可思議なものを調査するストーリーに対して、アメリカの同対策室(AARO)は、異常現象が国家安全保障に脅威を与えるかどうかを判断し、安全を守る目的で存在します。

つまり米AAROは、謎の物体が現れることで引き起こされる不安や、国防に関する技術的(敵国の未知の新技術)の驚異を減らすことを目指し、より安全を維持する役割を果たしています。

フジテレビドラマ制作センターの大野公紀プロデューサーのコメントでは、

全領域異常解決室とは、2022年にアメリカの国防総省で実際に作られた組織です。未確認飛行物体(UFO)を含む、“異常現象”に政府レベルで対応するという新しい専門機関になります。

一方、日本では古くは災異や吉凶を把握するための組織が、様々な異常事態を対処してきました。そんな世界最古とも言えるような、“全領域”の“異常”を“解決”する捜査機関が令和の日本に存在したら…このドラマは、そんなところに端を発して作られた作品です。

映画ナタリーより抜粋

と述べていることから、米国の全領域異常対策室(AARO)の存在を引き合いに出しているものの、モデルとしたわけではないようです。

そして大野プロデューサーの言う「日本では古くは災異や吉凶を把握するための組織が、様々な異常事態を対処してきました」という組織は、おそらく「陰陽寮」のこと。

ドラマの「全領域異常解決室」が神社の社務所のような外観であることからも、陰陽寮からも少しだけ着想を得て作られた作品でもあると考えられますね。

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全領域異常解決室あらすじ・キャストなど基本情報

あらすじは?

警視庁音楽隊カラーガードの雨野小夢(あまの・こゆめ)は、「全領域異常解決室/通称・全決(ゼンケツ)」への出向。

全領域異常解決室には、興玉雅(おきたま・みやび)がおり、「全決」とは大和朝廷時代からある世界最古の捜査機関で、超常現象のような“不可解な事件”を捜査する内閣官房直轄の機関だと小夢に説明します。

現在捜査しているのは、服や持ち物、大量の血液だけ残して人間の身体だけ消えてしまうという相次ぐ「神隠し事件」。

そしてネット上に「これは神隠しである」「私は神の一柱、ヒルコである」という犯行声明が出され、重要人物として捜査している松宮瑠偉(まつみや・るい)が「ヒルコが見える」と話すようになり、SNSで話題になり・・・。

扱う事件の対象は、“あらゆる領域”におよび、「神隠し」「シャドーマン」「キツネツキ」「UMA」「オーパーツ」「集団失神」といった、現代科学の常識では考えられない“異常”に挑んでいく1話完結型ドラマ。

全話を通して描かれる「大きな事件」は予測不能で、ハラハラドキドキの展開で描かれるのだそうです。

主要キャストは?

興玉雅(演・藤原竜也)

主人公・興玉雅(おきたま・みやび)を演じるのは藤原竜也さん。世界最古と呼ばれる捜査機関「全領域異常解決室」(通称「全決」)の室長代理です。

興玉は、異常なまでの知識、記憶力、洞察力を兼ね備え、全領域で起こる不可思議な異常事件を解決へと導くスペシャリストという役どころです。

藤原竜也
1982年5月15日生まれ(42歳 2024年時点
埼玉県秩父市出身
秩父市立秩父第二中学校卒業、堀越高等学校中退
178 cm
A型

雨野小夢(演・広瀬アリス)

広瀬アリスさん演じる雨野小夢(あまの・こゆめ)は、「全決」に出向を命じられ、興玉と“異常事件”に挑むことになる警察官です。

警視庁音楽隊カラーガード、通称「MEC(メック)」出身で、踊ることが大好きという役どころ。

広瀬アリス
1994年12月11日生まれ(29歳 2024年10月時点
静岡県静岡市清水区出身
165cm
AB型

その他のキャスト

宇喜之民生(演・小日向文世)

「全領域異常解決室」の局長の宇喜之民生(うきの・たみお)を演じるのは、小日向文世さん。“異常事件”が発生すると内閣官房国家安全担当審議官より依頼され、それを引き受けます。無類のグルメ好きという一面も。

「全決」の予算増額を交渉しに霞が関に足を運ぶなど、政財界に幅広い人脈を持つ役どころ。

荒波健吾(演・ユースケ・サンタマリア)

ユースケ・サンタマリアさん演じる荒波健吾(あらなみ・けんご)は、ノンキャリ叩き上げの捜査一課刑事 。ヒルコを追う「ヒルコ専従班班長」です。

「全決」に敵対心を抱きつつも、協力する存在です。

二宮のの子(演・成海璃子)

成海璃子さん演じる二宮のの子は、警視庁捜査一課の警部補で「ヒルコ専従班」です。

正義感が強いが、超常現象やオカルトに対しては否定的で、「全決」メンバーに対しても当たりが強い役どころです。

北野天馬(演・小宮璃央)

小宮璃央さん演じる北野天馬(きたの てんま)は、荒波・二宮の部下で、巡査部長。

荒波や二宮とは違い、超常現象やオカルトにも興味を持ち、「全決」との関わりをきっかけに徐々に詳しくなっていきます。

芹田正彦(演・迫田孝也)

迫田孝也さんが演じる芹田正彦(せりた・まさひこ)は、「全決」に協力するデリバリースタッフ。

情報収集能力にも長け、「全決」に依頼されれば何でも運び、興玉のリクエストにも応える役どころです。

直毘吉道(演・柿澤勇人)

柿澤勇人さんが演じるのは、「全決」に捜査を依頼する官僚「内閣官房国家安全担当審議官」の直毘吉道(なおび・よしみち)です。   

多くの人が恐怖を感じている“不可解な異常事件”が発生した際、「全決」に依頼をする役どころ。

主題歌は?

また、「全領域異常解決室」のテーマソングは、オープニングは清水美依紗さんの「TipTap」、エンディングはTOMOO「エンドレス」です。

オープニングテーマ
清水美依紗(しみず・みいしゃ)
「TipTap」(ユニバーサル ミュージック)

エンディングテーマ
TOMOO(トモオ)
「エンドレス」(IRORI Records/PONY CANYON inc.)

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まとめ:全領域異常解決室の原作はないがモデルはある?あらすじ・キャストなど基本情報

藤原竜也さん主演のフジテレビのドラマ「全領域異常解決室」についてて、基本情報をまとめました。

原作はありませんが、米国防総省の全領域異常対策室(AARO)と同じ名前であったり、古代の陰陽寮に着想を得た可能性もあったり、いろいろ興味深いですね。

ドキドキハラハラなストーリー展開も楽しみです。

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