【全領域異常解決室】雨野小夢も神!アメノウズメ(天宇受売命)とは?

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藤原竜也さん主演ドラマ「全領域異常解決室」で、広瀬アリスさん演じる雨野小夢も神だったことで話題になっています。

雨野小夢は、天宇受売命/天鈿女命(アメノウズメノミコト)という神で、芸能を司る神。

アメノウズメノミコトとはどのような神なのでしょうか?

雨野小夢との共通点なども含めて、アメノウズメノミコトについて詳細をまとめました。

目次
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雨野小夢はアメノウズメノミコト(天宇受売命)だった!

第6話・第7話で雨野小夢はアメノウズメ(天宇受売命/天鈿女命)だということが判明しました。

おそらく、ドラマの視聴者のみなさんはもっと早い段階で気づいていたとは思いますが、ついに物語の中ではっきりと言及されましたね!

全領域異常解決室のだたのメンバーだったわけでなく、なんと室長だった雨野小夢は、(謎の神ヒルコによって??)「事戸渡し(ことどわたし)」がなされ、神の記憶を失ってしまいました。

一度「事戸渡し」がされてしまえばもう神に戻れず、ただの人間として生涯を終えることとなる・・・という展開になり、興玉や芹田、豊玉たちは落胆を隠せない様子。

第7話を観たあとで、もう一度第1話を見返すと、興玉や芹田たちの小夢を見る複雑な表情にも納得がいきますね。

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アメノウズメノミコト(天宇受売命)とは?

アメノウズメノミコト(天宇受売命/天鈿女命)とは、「芸能の神」であり日本最古の踊り子とも言われています。

岩戸隠れの伝説

アメノウズメノミコトは、「岩戸隠れ」の伝説に登場します。

天岩戸神話の天照大御神(春斎年昌画、明治22年)

太陽神である天照大御神(アマテラスオオミカミ)が、天岩戸に隠れて世界が暗闇になってしまった時、岩戸の前でアメノウズメが、肌を晒して大胆なダンスをして神々を沸かせました。

その様子が気になった天照大御神は岩戸を少し開け、それによって外に連れ出すことに成功。そして再び世界に光を戻すことに成功しました。

天孫降臨の神話

アメノウズメノミコトは、「天孫降臨」の神話にも登場し、そこで猿田彦大神に出会います。

高天原(天上の世界)にいる天照大御神は、自分の孫である邇邇芸命(ニニギノミコト)に葦原の中つ国(地上の世界)を治めるように命じます。

その際、ニニギに仕えた神のうちの1人が、アメノウズメノミコトでした。

天から地へ降りる時、道が多方面に分かれた場所「天の八衢(アマノヤチマタ)」に差し掛かったところで、猿田彦大神/猿田毘古大神(サルタビコノカミサルタヒコオオカミ)が道に立ちはだかり待っていました。

猿田毘古大神

「日本書紀」によるとサルタヒコは、

  • 鼻の長さは七咫(ななあた)=約126cm
  • 背の長さは七尺(ななさか)=約210cm
  • 目が八咫鏡(やたのかがみ)のように、また赤酸醤(あかかがち)=ホオズキ

のように照り輝いているという、怪しい風貌でした。

そのなかなか怪しい風貌にニニギの一行は不審に思い、アメノウズメをサルタヒコの方へ遣わせたところ、サルタヒコはニニギたちの道案内に来たということが判明します。

サルタヒコはこのことから、「道の神」「旅人の神」とされるようになり、道祖神とも同一視されるようにもなりました。

その後ニニギが無事に日向国・高千穂へ降りた後、ニニギは道案内のお礼に、伊勢に帰るサルタヒコに仕えるようアメノウズメに命じます(サルタヒコがアメノウズメに頼んだとされる説も)。

そして2人は夫婦となることになり、アメノウズメはサルタヒコの名を取って「猿女君(サルメノキミ)」と呼ばれるようになりました。

実は、八衢(やちまた)でアメノウズメがサルタヒコに正体を尋ねにいった際、アメノウズメは岩度隠れの時のようにまたも肌を晒して大胆な格好だったとも言われています。

明るくてみんなに好かれ、ちょっと(かなり?)大胆なアメノウズメに、サルタヒコは一目惚れしたのかもしれませんね。

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祀られている神社は?

アメノウズメノミコトが祀られている神社は数多くあります。そのうちの主な神社を一部紹介します。

鈿女神社(うずめじんじゃ)

アメノウズメノミコトが祀られている神社は、サルタヒコと相殿で祀る場合が多いのに対し、鈿女神社(うずめじんじゃ)では、本殿に天鈿女命(アメノウズメノミコト)のみを祀り、サルタヒコは境内の末社に祀ってあります。

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