横浜流星さん主演の2025年大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」が話題になっています。
「べらぼう」は2025年1月5日から放送開始。2024年6月からクランクインし、現在も撮影中です。
物語は、蔦屋重三郎が「江戸のメディア王」として成り上がっていく18世紀半ばの江戸・吉原が舞台。
吉原遊廓という舞台設定上、屋内のセットで撮影が行われているようですが、京都府内や愛知県などでもロケが行われたようです。
この記事では、京都府や愛知県のロケ地や、“蔦屋重三郎ゆかりの地”などをまとめました。
【大河ドラマ】べらぼうのロケ地は?京都や愛知県など!
京都府
京都では、京都市・長岡京市・京丹波町などで撮影が行われ、エキストラの募集もされていました。
現代劇ではないので街中での撮影ではなく、主にオープンセットが多かったようですね。
そんな中で、いくつかのお寺でも撮影が行われていたようです。
東本願寺
どのシーンが撮影されたかは現在わかっていませんが、東本願寺でも撮影が行われました。
東本願寺(ひがしほんがんじ)
京都市下京区烏丸通七条上る
JR京都駅より徒歩7分/地下鉄・五条駅より徒歩5分/市バス烏丸七条バス停より徒歩1分
https://www.higashihonganji.or.jp/
お寺での撮影は、江戸城内などのシーンで使われた可能性がありますね!
総本山 智積院
こちらも現段階でどのシーンかは不明ですが、総本山 智積院でも撮影が行われました。
総本山 智積院(そうほんざんちしゃくいん)
京都府京都市東山区東瓦町964番地
バス停東山七条より徒歩3分/京阪七条駅より徒歩約10分/JR京阪東福寺駅より徒歩約15分/
https://chisan.or.jp/
智積院には美しい名勝庭園があるので、池や庭などがあるシーンで使用された可能性もありますね!
智積院の公式YouTubeでは、ライブカメラで庭園の様子を見ることができます。
随心院
こちらも美しい庭園がある随心院。こちらのお寺でも撮影が行われました。
随心院(ずいしんいん)
京都府京都市山科区小野御霊町35
https://www.zuishinin.or.jp/
小野小町が晩年過ごしたという地で、随心院は小野小町ゆかりのお寺として知られています。
小野小町の一生を描いたというふすま絵「極彩色梅匂小町絵図」が話題となっていて、乙女心をくすぐる“映えスポット”ともなっているようです。
松竹撮影所
そして、時代劇では定番の松竹撮影所でも撮影が行われました。
松竹撮影所
京都府京都市右京区太秦堀ケ内町12−9
http://www.shochiku-ks.com/
松竹撮影所のオープンセットには、広場や大通り、橋、長屋、農家、奉行所の建物などがあります。
後ろに存在している電線は時代劇撮影ではタブーでござる pic.twitter.com/b7LQToCT4K
— 松竹撮影所(京都) (@ks_shochiku) April 17, 2019
良い天気だと思って空を見上げたら何か浮いてました。 pic.twitter.com/5o1qIT4OeF
— 松竹撮影所(京都) (@ks_shochiku) April 16, 2019
光明寺
京都府長岡京市にある光明寺でも撮影が行われました。
光明寺(こうみょうじ)
京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
阪急バス「旭が丘ホーム前」から徒歩5分
駐車場がないため、公共交通機関をご利用下さい
http://www.komyo-ji.or.jp/
光明寺は京都屈指の紅葉の名所としても知られ、表参道(女人坂/念仏石坂)や“もみじ参道”で、美しい景観が広がります。
表参道(通称:女人坂、念仏石坂)からの景色 pic.twitter.com/p06r1N1mHU
— 光明寺【公式】 (@seizan_komyoji) December 3, 2024
京都での「べらぼう」の撮影は6月に行われたようなので、紅葉は見られないかもしれませんが、どのシーンで起用されたのか楽しみですね!
京丹波オープンセット広場
また、京丹波町の「京丹波オープンセット広場」での撮影も行われました。
こちらの施設は、ドラマのセット建設を目的とした広場なので、ここに吉原などの街並みが作られた可能性があります。
敷地面積は4.7ヘクタールあり、集落から離れているため炎上や爆破シーンの撮影が可能なのだとか。
なので、もしかしたら、「べらぼう」の第一話?で描かれる「明和の大火」のシーンの撮影も行われたかも??しれませんね?!?!
京丹波オープンセット広場では、主に、
- 映画「本能寺ホテル」
- ドラマ「大奥 最終章」
- ドラマ「桶狭間」
- ドラマ「幕末相棒伝」
- 映画「レジェンド&バタフライ」
などの撮影が過去に行われたことがあるそうです!
愛知県(豊橋市)
とよはしフィルムコミッションがエキストラ募集をしていることから、2024年10月に愛知県豊橋市で撮影が行われたことがわかっています。
エキストラ募集要項では、江戸で働く人や通行人を募集していたので、豊橋市内にある江戸の街並みを想定した場所だったと考えられますね!
とよはしフィルムコミッションでは多種多様なロケ地を提供していて、江戸時代に出てきそうなロケ地として
- 二川宿本陣資料館(豊橋市二川町)
- 吉田城跡/豊橋公園(愛知県豊橋市今橋町)
- 吉田城対岸(豊橋市今橋町3)
- 朝倉川(豊橋市内朝倉川堤防)
- 竹林(豊橋市二川町)
- 寺社多数(豊橋市)
などがロケ地候補に挙げられます。
ちなみに豊橋公園内の吉田城跡周辺や、吉田城対岸の広場、二川宿本陣資料館などは江戸時代っぽい雰囲気がただよっています。
蔦屋重三郎ゆかりの地は?
「べらぼう」の舞台は18世紀半ばの江戸。現在でいうと東京都台東区や中央区あたりが主な舞台となっています。
蔦屋重三郎は江戸郊外の新吉原、現在の住所では台東区千束で生まれました。
前項では「べらぼう」が撮影されたロケ地を紹介しましたが、江戸時代当時の実在の蔦屋重三郎が活躍したというゆかりの地も大いに気になるところ。
江戸時代に思いを馳せながら、蔦屋重三郎ゆかりの吉原大門跡、蔦屋重三郎耕書堂跡などを紹介していきたいと思います。
吉原大門跡
東京都台東区千束にあった吉原遊廓。吉原はお歯黒どぶにぐるりと囲まれており、唯一の出入り口であったのが「大門(おおもん)」です。
男性であれば出入りは自由ですが、女性が大門をくぐるには、四郎兵衛会所という番所で木札を発行してもらい、それがなければ通行できませんでした。
大門は、関東大震災で消失以降建て替えられることはなく、現在は「よし原大門」と書かれた街頭が建っています。
九郎助稲荷(吉原神社)
ドラマ内でも登場する「九郎助稲荷」は、かつて吉原の四隅に祀られていた稲荷の一つで、最南端に位置していました。
#大河べらぼう の舞台、吉原にある黒助稲荷のイメージスケッチを公開!#蔦重(#横浜流星)の背景に写る狛犬ならぬ狛狐が鎮座するのは、この黒助稲荷です🦊
— 大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」1/5放送開始 (@berabou_nhk) October 15, 2024
※一部実際のセットやドラマの設定と異なる場合があります
放送まであと【82日】 pic.twitter.com/cBA5nZ0AJU
明治5年に、吉原遊廓にあった5つの稲荷社(玄徳稲荷・明石稲荷・開運稲荷・榎本稲荷・九郎助稲荷)を合祀して、吉原神社となり、関東大震災後に吉原弁財天も合祀し、現在の場所に遷りました。
ちなみに、九郎助稲荷は縁結び・五穀豊穣・所願成就の御利益があるそうですよ
見返り柳
見返り柳は、吉原の大門を出たところに植えられている柳。
遊郭から帰る客が、この柳のあるあたりで名残惜しく振り返ることが多かったことからそう呼ばれるようになりました。
見返り柳は、かつては山谷堀脇にあったそうですが、枯れるたびに新しい柳が植えられ、現在は吉原大門交差点にあります。この柳は2018年時点で6代目となります。
五十間道
五十間道は、見返り柳付近の日本堤から大門までの約90メートルほどの曲がりくねった道。
S字にカーブしており、日本堤から吉原の様子を見ようとしても、建物で隠れてよく見えないようになっていました。
蔦屋重三郎が最初に構えた書店はこの五十間道で、吉原の案内書である「吉原細見」などを販売していました。
耕書堂跡
その後、蔦屋重三郎は天明3年(1783年)に通油町に進出し、「耕書堂」という地本問屋に発展。黄表紙・洒落本・狂歌本・錦絵などを刊行していました。
現在の日本橋大伝馬町の「耕書堂」があったとされる場所には、説明板が建っています。
「べらぼう」撮影目撃情報は?
現在のところ、セットや撮影所などでの撮影が多いためか、目撃情報はほぼありませんでした。
しかし、6月に行われた京都でのエキストラ募集で、近隣に住む方々や、横浜流星さんのファンの方々は、気になっていた方も多いようです!
6/14〜6/24京都で「べらぼう」の撮影をやっているらしい。エキストラも参加しているような撮影っぽい。(募集は終わっている)撮影の様子どんな感じなのか気になる。いつかわからないけど、クランクインの様子がネットニュースで発表されるまで待とう。
— hoshiushi (@hoshiushi1) June 15, 2024
べらぼうのエキストラやりたかったなぁ…流星くんの勇姿を拝めれば京都も遠くないよなぁ〜今日もたらればでしか生きてないわたし。
— ゆら (@MaoMee_2k) June 29, 2024
エキストラで出たかった😥まさか近所でも撮影やるなんて
— おじま (@YuhkFiqrauzngSe) June 23, 2024
【大河べらぼう】第1回の冒頭は「明和の大火」 主役がクランクイン 横浜流星さん「蔦重として今生きている」「蔦重とともに成長していけたら」 第1回放送は1月5日 – 美術展ナビ https://t.co/SVruYci8iQ
まとめ【大河】べらぼうのロケ地は京都や愛知県など!ゆかりの地や目撃情報は?
「べらぼう」のロケ地情報をまとめました。
現在のところ詳しい場所はわかっていないので、情報が入り次第追記していきたいと思います。
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