【べらぼう】平賀源内と蔦屋重三郎との関係は?何した人でエレキテルって何?

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横浜流星さん主演の2025年大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では、“江戸のメディア王”蔦屋重三郎の生涯が描かれます。

「べらぼう」では、安田顕さん演じる平賀源内も登場し、主人公の蔦屋重三郎とも深く関わってきます

平賀源内といえば発明家として名を残し、誰もが一度は聞いたことのある「エレキテル」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

とはいえ、エレキテルとは一体なんなのでしょうか??

蘭学者、医者、戯作者…などなど、多くの肩書きを持つ平賀源内はいったい何をした人で、どんな功績を残した人なのか、また蔦屋重三郎とはどのような関係があったのかをまとめました。

目次
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平賀源内と蔦屋重三郎の関係は?

吉原大門近くの五十間道に書店を構えていた蔦屋重三郎は、1774年(安永3年)に「吉原細見」の編集に抜擢され「細見嗚呼御江戸(さいけんああおえど)」を刊行しました。

この「細見嗚呼御江戸」の序文は、「福内鬼外(ふくちきがい)」というペンネームで、平賀源内が書いたものでした。

吉原細見とは
吉原遊廓のガイドブック。遊女屋の一覧や、遊女たちの名前・階級・特徴などが掲載され、遊客が遊女を選ぶ際の参考にされた。また、吉原の地図や風景、遊郭内の規則なども含まれ、吉原の全体像も紹介。

平賀源内はマルチな才能を持ち、前項で数々の功績を紹介してきた以外にも、戯作や絵師としても活躍し、錦絵の開発に携わった重要人物であるともされています。

源内は、文化の中心である吉原へはよく訪れていたため、吉原で生まれた蔦屋重三郎にとってはよく知った存在であると同時に、カリスマ有名人“平賀源内”は憧れの存在だったのでしょう。

その平賀源内が書いた「細見嗚呼御江戸」の序文には、女衒(せげん)という人身売買を行う業者が、何を見て女性の優劣をつけるかなどがかかれていました。

細見嗚呼御江戸 序文(左ページ)
細見嗚呼御江戸 序文(右ページ)

有名人だった源内が序文を書いたということも話題性につながるのですが、そもそも、源内は「男色家」。

女性の色を売る吉原で、そのガイドブックの序文に男色家の源内を起用したことは、人々を大いに驚かせたのでした。

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平賀源内は何した人?

平賀源内のwiki経歴プロフィール

名前:平賀 源内(ひらが・げんない)
生年月日:享保13年(1728年)月日不明
没年月日:安永8年12月18日(1780年1月24日)
出身:讃岐国寒川郡志度浦(香川県さぬき市志度)
職業:本草学者、地質学者、蘭学者、医者、殖産事業家、戯作者、浄瑠璃作者、俳人、西洋画家、発明家
ペンネーム:鳩渓、風来山人、悟道軒、天竺浪人、福内鬼外、李山など

平賀源内は、讃岐国寒川郡志度浦(さぬきのくに さんがわぐん しどうら)の高松藩の足軽の家に生まれました。

現在の香川県さぬき市志度には、平賀源内の銅像が建っています。

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