【大河べらぼう】鉄拳の素顔はイケメンだった!礒田湖龍斎のwiki経歴も

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横浜流星さん主演の2025年大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で、芸人の鉄拳さんが素顔で出演していることで話題になっています。

鉄拳さんが演じるのは、浮世絵師の礒田湖龍斎

主に白塗りで芸人活動をしていた鉄拳さんですが、この役を演じるに当たって素顔となり、それがなかなか中井貴一似で渋くてイケメン

さらに、鉄拳さんはイラストレーターとしても活躍しているだけに、浮世絵師の役はハマり役とも言えそうです。

この記事では、鉄拳さん演じる礒田湖龍斎について、wiki経歴プロフィールと合わせて詳しく紹介していきたいと思います。

目次
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【大河べらぼう】鉄拳の素顔はイケメンだった!

浮世絵師の礒田湖龍斎の役を演じる、お笑い芸人でもありイラストレーターでもある鉄拳さん。

テレビに出るときは白塗りメイクで登場することが多いため、素顔はあまり知られていません。

しかし、出演する大河ドラマ「べらぼう」の出演とならば、いつもの白塗りメイクではなく素顔

こちらが、礒田湖龍斎の役を演じる鉄拳さんです!

こちらは、4枚目の写真が鉄拳さん。

なかなか渋めのイケメン!!ではないですか!!
本人曰く、中井貴一似とも言われているのだそうです。

実は鉄拳さん、素顔をさらしたのは今回が初ではなく、過去にも素顔でテレビ出演したことがあります。

2011年放送の「ごきげんよう」では、素顔で出演し結婚していたことをカミングアウトしたり、2012年放送の「情熱大陸」では、マスクをしているもののメイクはしていませんでした。

鉄拳さん公式インスタグラムでも、白塗りメイクなしで写っているものがいくつかあります。

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実在した絵師・礒田湖龍斎はどんな人?wiki経歴プロフィール

現在はお笑い芸人としての活動よりも、パラパラ漫画家/イラストレーターとしての活動が主となっている鉄拳さんが大河ドラマ「べらぼう」で演じるのは、浮世絵師の礒田湖龍斎(いそだ・こりゅうさい)

絵が得意ということからキャスティングされたかどうかは不明ですが、浮世絵を描くシーンももちろんありますので、ハマり役ともいえそうです。

鉄拳さん自身も役を演じるにあたって、湖龍斎の浮世絵を練習中なのだとか。

そんな浮世絵師、礒田湖龍斎は実在した人物

歴史上の礒田湖龍斎とは、どんな人でどのような活躍をしたのでしょうか?

雛形若菜の初模様 金屋内うきふね(湖龍斎画)

雅号:礒田湖龍斎(いそだ こりゅうさい)
生年月日:1735年(享保20年)月日不明
没年月日:1790年?(寛政2年?)詳細不明
本姓:藤原
本名:礒田正勝
俗称:庄兵衛
その他の雅号:鈴木春広、湖龍斎春広

実は武家出身だった

礒田湖龍斎は、常陸国(ひたちのくに)の土浦藩、土屋家に仕えた武家の生まれ。

現在の茨城県の霞ヶ浦の湖畔に生まれたとされ、「湖龍」という雅号は、その湖畔にちなんだという説があります(昇天の龍たらんとする気概を込めたという説も)

また、土屋家の江戸上屋敷は、神田小川町の武家屋敷にありました。

景山致恭,戸松昌訓,井山能知//編『〔江戸切絵図〕』駿河台小川町絵図,尾張屋清七,嘉永2-文久2(1849-1862)刊. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1286659 (参照 2024-12-20)

湖龍斎は、土屋家に仕えて江戸詰めしている時に、浮世絵師の鈴木春信と親しくなり、武士を捨てて浪人となり、浮世絵師に転身したとされています。

鈴木春信とは
江戸時代中期の浮世絵師。西川祐信または西村重長の門人とも伝わっています。

鈴木春信画 中納言朝忠(文読み)

また、「美濃屋内みやこのといふ遊女」を描いたものに、「武江薬研堀隠士」という署名が用いられていたことから、湖竜斎は江戸の両国橋広小路薬研堀(やげんぼり)に住んでいたと考えられています。

美濃屋内みやこのといふ遊女(湖龍斎画)

独自の画風を開花

磯田湖龍斎は、浮世絵師の石川豊信を慕い、西村重長に学んだという説もありますが確証はなく、鈴木春信から学んだというのが定説となっています。

直接の門人ではないともされていますが、湖龍斎は「春広」という雅号を使用し、鈴木春信を模倣していたことからも、師弟関係があったともされ、大きく影響を受けた浮世絵師であることは確かです。

鈴木春信が亡くなった後も、湖龍斎はその型から抜けきれなかったのだとか。

しかし、縦長の柱絵(柱に飾るため極めて細長い画面に描かれた絵)を描くうちにその影響から次第に抜け出していきます。

そして、安永中期頃から湖龍斎と改名。湖龍斎独自の画風を開花させました。

つまり、肉感がなかった鈴木春信風の美人画から、豊麗な現実の肉体を感じさせる独自の美人画を確立させたのでした。

また、湖龍斎は「柱絵」を得意とし、また「あぶな絵」や「秘画」、「黄表紙」など多くの作品を残しています。

  • 柱絵…柱に飾るため極めて細長い画面に描かれた絵
  • あぶな絵…女性の下肢などが露わになった「危ない」様子を描いた絵
  • 秘画…男女の房事を描いた絵、春画
  • 黄表紙…絵を主として余白に文章が綴られた大人向け絵本。洒落や風刺、知的なナンセンスな笑いが特徴

“雛形本”浮世絵の先駆け

そして、安永5年(1776年)から天明初期にかけて、湖龍斎の代表作となる大判の錦絵「雛形若菜の初模様」シリーズを版行。

ちなみに、「雛形若菜の初模様」の版元は蔦屋重三郎と西村屋与八でした。

大河ドラマ「べらぼう」では、蔦屋重三郎は横浜流星さん、西村屋与八は西村まさひこさんが演じていますね!

雛形若菜の初模様とは
「雛形」とは見本帳のことで、「若菜の初模様」とはお正月に初めて着る着物の柄のこと。
「雛形若菜の初模様」は、遊女の新作の着物を着せた、いわゆるファッションカタログのようなもの。

雛形若菜の初模様 たまや内しづか(湖龍斎画)(右下に耕書堂の印)

上記の「雛形若菜の初模様 たまや内しづか」には、蔦屋重三郎の店「耕書堂」の版元印が押されているのが確認できます。

雛形若菜の初模様 松葉屋内松の井(湖龍斎画)

こちらも耕書堂の印が押されている「雛形若菜の初模様 松葉屋内松の井」。

松葉屋の松の井といえば、「べらぼう」では最高級の遊女「呼出」として久保田紗友さんが演じています。

雛形若菜の初模様 松葉屋内瀬川(湖龍斎画)

そして上記は「雛形若菜の初模様 松葉屋内瀬川」。ここに描かれているのは何代目の瀬川かは不明ですが、「べらぼう」では五代目瀬川を小芝風花さんが演じていますね!

小芝風花さんのイラスト

湖竜斎が描いた「雛形若菜の初模様」シリーズは、大判錦絵での遊女絵の先駆けで、遊女の突き出し(デビュー)など記念行事に合わせて選定されたと考えられています。

また、高価な紅の絵の具が多く使用され華やかな仕上がりとなっているため、吉原が出版費用を入銀物(本の出版に際し、購入希望者が予約金を納めること)だった可能性もあるようです。

「雛形若菜の初模様」シリーズは140図以上刊行され、当時の女性たちの関心に応えるものでした。

鳥居清長や勝川春山も同じタイトルで描いており、浮世絵の歴史を劇的に変えることとなったのです。

晩年は肉筆画に専念

天明2年(1782年)、湖龍斎が48歳の時、浮世絵師としては異例の法橋上人位(ほっきょうしょうにんい)を与えられました。

法橋上人位とは
僧侶に対し与えられた位階で、僧位の第三位。

法橋位を得てからは肉筆画に専念し、「法橋湖竜斎」の落款が押された作品を多く残しています。

肉筆画とは
絹や紙に筆で直接描いた絵。いわゆる日本画。
浮世絵は大量生産が可能な版画が主なのに対して、肉筆の浮世絵は一点物であるために貴重。

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まとめ【大河べらぼう】鉄拳の素顔はイケメンだった!礒田湖龍斎のwiki経歴も

大河ドラマ「べらぼう」で鉄拳さんが演じる礒田湖龍斎についてまとめました。

素顔で出演する鉄拳さんの湖龍斎の演技、とても楽しみですね!

イラストが得意な鉄拳さんなので、彼の描く浮世絵も注目です!

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