NHK朝ドラ『ばけばけ』がついにスタートしました。
物語のナレーションを務めるのは、なんとCGで登場する蛇と蛙。しかもその声を担当しているのは、阿佐ヶ谷姉妹のお二人です。
初回放送からトレンド入りするほどの注目を集めていますが、なぜ蛇と蛙なのでしょうか?
ここでは、なぜ蛇と蛙なのか、その理由とSNSの反応をまとめます。
蛇と蛙は「ばけばけ」の語り部!声の担当は阿佐ヶ谷姉妹

『ばけばけ』では、トキ(演:高石あかり)とヘブン(演:トミー・バストウ)の様子を、庭に住む蛇と蛙が優しく見守っています。
声を担当するのは阿佐ヶ谷姉妹。渡辺江里子さんが蛇、木村美穂さんが蛙を演じ、テンポのいい掛け合いで物語を彩ります。
制作陣によると、二人は「ナレーション」ではなく登場人物の一人として扱われており、親戚のおばさんのようにトキとヘブンを見守る存在。
阿佐ヶ谷姉妹も「根がじんめりしているから蛇と蛙にぴったり」とユーモアを交えてコメントしていました。
なぜ“蛇と蛙”なのか?
物語の語り(ナレーション)として、なぜ「蛇」と「蛙」が選ばれたのでしょうか。
制作統括の橋爪國臣氏によれば、これを提案したのは、脚本のふじきみつ彦氏なのだそうです。
実は小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の家には、実際に蛇と蛙が住みついていたといわれています。
島根県松江市の小泉八雲旧居
八雲の残した文章の中には、池の蛙を蛇が食べようとしていたのを見かねて、八雲が自分の食事を蛇の前に置き、その間に蛙が逃げられるように助けてあげた、というエピソードも残っているほど。
セツも八雲も、蛇と蛙をどちらも愛着を持って見ていたようで、八雲は自画像を蛙として描いたこともあったほど。
八雲が描いた蛙の絵。
— 小泉八雲記念館 (@hearnmuseum) March 31, 2017
八雲が描いた蛙の絵と素敵なお花。#ポストカード#小泉八雲 #lafcadiohearn#蛙 #デルヒニューム#島根 #松江 #塩見縄手#ポストカードは記念館で販売しております pic.twitter.com/PgNMhv0w6A
この遊び心のある設定に、阿佐ヶ谷姉妹の温かみのある掛け合いが加わり、朝ドラらしいユーモアと安心感を生み出しています。
さらに考察すれば、日本の神話や民話でも蛇は「水神・大蛇」、蛙は「田の神・雨乞い」の象徴として登場することが多く、「異界と人をつなぐ存在」としての意味合いも込められているのかもしれません。


SNSでも話題に!トレンド入りの反応
初回放送では、蛇と蛙が「夜だけど朝なのよ!」とメタ発言をする場面があり、SNSでは「センスありすぎ」「阿佐ヶ谷姉妹の掛け合い最高」といった声が続出。
阿佐ヶ谷姉妹のナレーション、「夜だけど朝なのよ〜!」でアホほど笑った 怖い話苦手な人向けにナレーションは明るくしてるのかな
— 朔いさは (@isahajime) September 28, 2025
ばけばけ、初回見ただけやけど
— ちょびん (@7g96BITquhx3Kuh) September 28, 2025
面白そう☺️
子役の女の子、めちゃ可愛い。
阿佐ヶ谷姉妹も良い味出してる~
🐍🐸
リアタイ!!
— 🐳 (@uttori_) September 28, 2025
のっけから蛇と蛙(cv阿佐ヶ谷姉妹)の勢いに笑わされ
優しい優しい物語になりそうでこれは期待大です🙆🏻🕯#ばけばけ
今日から始まった朝ドラ「ばけばけ」、蛙と蛇が語り部なのが中々斬新で面白い。
— 倉希あさし(別名義:一希児雄〈はじめきじお〉) (@AsashiKuraki) September 28, 2025
多くの視聴者からは「斬新で面白い」「阿佐ヶ谷姉妹の掛け合いに癒される」と好意的な感想が寄せられており、ユニークな試みが朝ドラファンに新鮮に受け止められているようです!
まとめ:【ばけばけ】語りは蛇と蛙!なぜこの動物?阿佐ヶ谷姉妹の声で話題に
『ばけばけ』の語り部に選ばれたのは、庭に住む蛇と蛙。
そしてその声を阿佐ヶ谷姉妹が担当することで、コミカルさと温かさをあわせ持つ不思議な存在になっています。
小泉八雲ゆかりの動物であることに加え、日本の民話的な背景も重なり、今後の物語にどう関わってくるのか注目ポイントです。
SNSでも引き続き話題が広がりそうなので、今後の放送とともに動向を追っていきたいと思います。




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