ドラマ「ちょっとだけエスパー」原作や漫画はない!オリジナル脚本作品

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大泉洋さん主演のドラマ『ちょっとだけエスパー』に原作はあるの?──そんな疑問がSNSでも話題になっています。

原作は漫画?小説?それとも脚本家によるオリジナル作品?

実は『ちょっとだけエスパー』には、原作はなく脚本家・野木亜紀子さんによるオリジナルドラマなんです。

一方で、SNSでは「ホットスポットの再来?」との声も。

この記事では、ドラマ『ちょっとだけエスパー』と同名の童話との関係や、オリジナル脚本の背景をわかりやすく解説します。

目次
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「ちょっとだけエスパー」に原作小説や漫画はない

ドラマ『ちょっとだけエスパー』には、原作となる小説や漫画は存在しません
完全オリジナル脚本で制作される、いわゆる“書き下ろしドラマ”です。

最近のドラマは漫画や小説の実写化が多い中、『ちょっとだけエスパー』は脚本家・野木亜紀子さんによる完全オリジナル作品という点が注目されています。

原作がないからこそ、先の読めない展開への期待が高まっており、SNSでも「どんなストーリーになるのか楽しみ!」という声が多く見られます。

脚本家・野木亜紀子のオリジナル作品

脚本を手がけるのは、『逃げるは恥だが役に立つ』『MIU404』『アンナチュラル』など数々の話題作を生み出してきた野木亜紀子さん

社会的テーマや人間味あるキャラクターを描くことに定評があり、今作でもその持ち味が発揮されそうです。

『ちょっとだけエスパー』は、人生に行き詰まったサラリーマンが“ちょっとだけ超能力者=エスパー”になり、不可解なミッションに挑むという物語。

また、野木さん自身が「現代社会で“ほんの少しだけ特別な力”を持つ人がいたら、世界はどう変わるかを描きたかった」とコメントしており、タイトル通り“ちょっとだけ”の力が人をどう動かすのかが見どころです。

なお、タイトルが同じ『ちょっとだけエスパー』という童話がありますが、ドラマとの関連はありません

童話「ちょっとだけエスパー」とは?

同名の児童文学として、望月正子さん作・高田勲さん絵による『ちょっとだけエスパー(あたらしいSF童話15)』という作品があります。

童話「ちょっとだけエスパー」は、全79ページの短編で、ズッコケ犬のユウキが突然かしこくなり、近所の犬たちと何やら相談を始めるという物語。

この童話は1980年代に刊行されたもので、現在は絶版となっているようです。

ストーリーや登場人物の設定もまったく異なり、ドラマ『ちょっとだけエスパー』との直接的な関係は確認されていません。

つまり、ドラマ「ちょっとだけエスパー」は野木亜紀子さんのオリジナル脚本による全く新しい物語です。

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脚本家・野木亜紀子とは?過去作品を紹介

「ちょっとだけエスパー」の脚本を手がける野木亜紀子(のぎ・あきこ)さんは、1974年生まれ、東京都出身の脚本家です。

日本映画学校を卒業後、ドキュメンタリー制作会社で働きながら脚本を学び、2010年に『さよならロビンソンクルーソー』で第22回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞しデビューしました。

その後「ラッキーセブン」「主に泣いてます」や、「空飛ぶ広報室」「図書館戦争」など、原作付きドラマの脚本を多数担当。原作の魅力を損なわずに再構成する手腕で高い評価を得ます。

2016年の「重版出来!」では東京ドラマアウォード脚本賞を受賞し、同年の「逃げるは恥だが役に立つ」で一躍トップ脚本家の仲間入りを果たしました。

さらに、2018年のオリジナル作品「アンナチュラル」「獣になれない私たち」「フェイクニュース」で数々の脚本賞を受賞。社会問題を織り込みつつも、会話劇にユーモアと温度を感じさせる作風が特徴です。

近年では『MIU404』『フェンス』『海に眠るダイヤモンド』など話題作を連発し、2024年には芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。

野木さんの作品は、「普通の人が非日常に巻き込まれる」構成や、「絶望してる暇があったら、うまいもん食べて寝る」といった人間味あるセリフでも知られています。

ドラマ「ちょっとだけエスパー」も、野木さんらしい“日常×異能”の世界観に期待が集まっています。

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「ちょっとだけエスパー」は「ホットスポット」の二番煎じ?

ドラマ「ちょっとだけエスパー」の発表後、SNSでは「ホットスポットの二番煎じでは?」という声も上がっています。

過去に放送されたバカリズム脚本、市川実日子主演ドラマ「ホットスポット」も、“ちょっとだけ不思議な力を持つ人々の日常”を描いた作品だったため、世界観が重なるのではという見方があるようです。

一方で、脚本が野木亜紀子さんであることから、「同種のテーマでも野木さんなら違う見せ方をしてくれるはず」「現代日本×ローファンタジーの雰囲気が好きなので楽しみ!」と、期待を寄せるファンの声も多く見られます。

SNSでは、

「能力が“ちょっとだけ”すぎて予告だけでも面白い」
「ホットスポットが好きだった人にも刺さりそう」

といったポジティブな意見もあり“既視感”と“期待”が入り混じった注目作になっているようです。

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ドラマ「ちょっとだけエスパー」のあらすじは?

会社をクビになり、人生のどん底にいたサラリーマン・文太(演・大泉洋)。

ある日、「ノナマーレ」という謎の会社から面接の案内が届き、最終面接で与えられた課題は──“カプセルを飲むこと”でした。

飲み込んだ瞬間、文太はまさかの“ちょっとだけエスパー”になり、新しい職務として「世界を救うこと」になります。


ただし、“人を愛してはならない”という奇妙なルールつき!!

社宅では、見知らぬ女性・四季(演・宮﨑あおい)が「おかえり」と迎え、四季は文太を“夫”だと信じており、奇妙な“仮初の夫婦生活”が始まります。

届くミッションはどれも取るに足らない内容ばかりでしたが、しかし、その小さな行動の先に、世界を揺るがす真実が隠されていた――。

愛と不条理、笑いと切なさが交錯する、野木亜紀子脚本による「SFラブロマンス」。“ちょっとだけエスパー”になった男の、ささやかで壮大な物語です。

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ドラマ「ちょっとだけエスパー」のキャストまとめ

ドラマ『ちょっとだけエスパー』では、豪華なキャストが集結。野木亜紀子脚本による、笑いと温かさ、そして少しの不思議が交錯する世界を、大泉洋・宮﨑あおい・岡田将生らが軽やかに彩ります。

さらに個性派俳優たちが“ちょっとだけエスパー”たちとして登場し、物語に深みとユーモアを添えています。

文太(演・大泉洋

ドラマ「ちょっとだけエスパー」の主演は、圧倒的な存在感とユーモアで知られる大泉洋さん

主人公・文太を演じる大泉さんは、どん底サラリーマンから“ちょっとだけエスパー”へと変わる不思議な男を、人間味たっぷりに演じます。

大泉さん自身も「バカバカしいけれど、すごい展開になる」とコメントしており、シリアスとコメディの絶妙なバランスに期待が高まります。

四季(演・宮﨑あおい

文太の“仮初の妻”・四季役には、宮﨑あおいさん

優しくもどこかミステリアスな存在で、記憶喪失の女性を繊細に表現しています。
文太との“愛してはいけない”関係がどのように描かれるのかも注目ポイントです。

謎の社長・兆(演・岡田将生)

さらに、文太を“エスパー”としてスカウトする謎の社長・兆(きざし)を演じるのは岡田将生さん
クールで掴みどころのないキャラクターで、物語の鍵を握る重要人物となります。

世界を救うために課す不思議なミッションにも注目です。

桜介(演・ディーン・フジオカ)

「ノナマーレ」の社員で文太の仲間で、なでると花を咲かせる“花咲か系エスパー”。

花屋を営みながら穏やかに暮らしているが、意外にも腕っぷしが強一面も。どこかに秘密の過去を抱えているよう。

円寂(演・高畑淳子)

「ノナマーレ」の社員で文太の仲間。念じることでほんのりあたたかくなる“レンチン系エスパー”。

出力は控えめで200W程度、お湯を沸かすにはちょっとぬるめ!?

半蔵(演・宇野祥平)

「ノナマーレ」の社員で文太の仲間。動物と少しだけ会話できる“アニマルお願い系エスパー”。

相棒の柴犬・佐助やカメの古田さんと暮らしています。佐助との息ぴったりなコンビネーションにも注目です。

市松(演・北村匠海)

文太たちに接近してくる謎の大学生。所属は“たこやき研究会”。近づいてくるのには何か目的があるようで――?

その裏に隠された目的とはなんなのか、謎多き大学生の動向にも注目です。

まとめ:ドラマ「ちょっとだけエスパー」原作や漫画はない!オリジナル脚本作品

『ちょっとだけエスパー』は、原作や童話のモチーフを一切持たない、野木亜紀子による完全オリジナル脚本です。

ちょっとだけエスパーになったサラリーマンが世界を救う、日常の中に“ほんの少しの不思議”が混じる、野木亜紀子さんらしい優しさとユーモアにあふれた物語になりそうですね!

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