2026年に放送予定のTBSドラマ『VIVANT』続編(VIVANT 2)のロケ地が判明しつつあります。
公式発表では、
- 監督の福澤克雄氏は、「超超親日国」がロケ地と言及
- メインキャストの堺雅人さんが大阪万博でその国のパビリオンを訪れた
という情報のみが公開され、ロケ地のヒントとなっていました。
しかし、2025年8月末、現地での撮影準備中に発生した事故の報道により、舞台がアゼルバイジャンであることが明らかに。
予定外の形で判明してしまったわけですが、VIVANT放送を心待ちにしているファンたちにとっては、どこで撮影されるのか気になっていたのではないでしょうか。
本記事では、『VIVANT』続編のロケ地となるアゼルバイジャンや、国内ロケ地岐阜や島根の撮影情報を中心に、放送予定やキャスト、アゼルバイジャンが親日国となった理由についても詳しくまとめます。
【最新】VIVANT続編のロケ地はアゼルバイジャン

『VIVANT』続編は、中央アジアとヨーロッパの交差点に位置する国・アゼルバイジャンで撮影されているようです。
カスピ海に面するアゼルバイジャンは、歴史ある建造物や雄大な自然に加え、近未来的な建築も共存する国。
古き良き街並みとモダンな都市景観が織りなす、まさに異国情緒あふれる舞台として注目を集めています。
これから、公式や現地報道から判明したロケ地を随時追記していきたいと思います。
ロケ地:シェキ「キャラバンサライ(隊商宿泊施設)」
ロケ地候補のひとつとして注目されているのが、古都シェキにあるキャラバンサライ(Caravanserai)。
VIVANT公式SNSの告知投稿で、背景画像に使用されているこの場所がまさにそう。
実際にキャストたちがこの場所に訪れて撮影が行われているかどうかは、現時点では詳しくわかりませんが、VIVANのドラマの雰囲気にマッチしていますね!
キャラバンサライは、石造りのアーチや中庭が特徴的で、かつてシルクロードを行き交った商人たちの宿泊所として利用されていました。

趣ある歴史的建築は『VIVANT』の世界観にぴったり。まるで乃木や野崎、チンギスがその街を駆け抜けている姿が目に浮かぶ!
ロケ地:バクー旧市街「イチェリ・シェヘル」
また、公式SNSに公開されているビジュアルから、バクー旧市街の「イチェリ・シェヘル(城壁地区)」も注目されています。
アゼルバイジャン首都・バクー旧市街の「イチェリ・シェヘル(城壁地区)」の壁とそっくりですね!
ロケ地予想:カスピ海や山岳地帯、タイも?
— 日曜劇場『VIVANT』【公式】 (@TBS_VIVANT) July 1, 2025
その他のロケ地は、まだまだわかっていませんが、公式SNSに難破船と海のビジュアルが公開されています。
前作は砂漠が舞台でしたが、今回は海が舞台となっている可能性大!
アゼルバイジャンは、カスピ海に面していることから、カスピ海での撮影もあるのかもしれません。
しかし、写真家のWilfried Strangさんがタイで撮影した漁船の写真(Wilfried Strang – fishing boats in Bang Saray District Chonburi Thailand)と酷似していることから、タイの海ではないかという情報も。
タイ・チェンマイのBang Saray Pier
また、山岳地帯や自然風景も豊かな国なので、キャンディケインマウンテンズや、ヤナルダグも候補地の可能性も捨てきれませんね。
アゼルバイジャンが“超親日国”とされる理由
『VIVANT』続編のロケ地となったアゼルバイジャンは、世界有数の親日国として知られています。
アゼルバイジャンはトルコと民族的・文化的に非常に近い関係にあり、トルコが親日国であることから、アゼルバイジャンも日本に友好的。
それ以外にも、歴史・外交・文化・市民交流など、さまざまな要因があります。
エルトゥールル号の遭難事件がきっかけ
エルトゥールル号事件は、1890年(明治23年)にオスマン帝国(現在のトルコ)の軍艦エルトゥールル号が、和歌山県紀伊大島沖で台風により遭難し沈没した海難事故。


500名以上の犠牲者が出ましたが、日本人による献身的な救助活動により69名が救出されました。


この事故は、日本とオスマン帝国の間に強い絆と友情が生まれるきっかけとなり、現在の日本とトルコの友好関係の原点とされています。
トルコ系民族が大半を占めトルコと深い絆を持つアゼルバイジャンでも、日本に対して好印象を持つ土台となっています。
経済発展のモデルとして日本を参考に
アゼルバイジャンは1992年に日本と外交関係を樹立して以来、経済や文化の分野で日本をモデルに発展を進めてきました。
とくにエネルギーやインフラ整備への日本の支援は1,000億円を超え、経済成長の大きな後押しとなっています。
エネルギーやインフラ整備への日本の支援例
- セベルナヤ・ガス火力複合発電所建設計画(約390億円)
- シマル・ガス火力複合発電所第2号機建設計画(約290億円)
- 地方都市上下水道整備(約330億円)
など
さらに教育・文化交流や地域間交流も活発に行われ、日本への理解と友好関係が着実に深まっています。
日本人への優遇措置(ビザ無料発給)
アゼルバイジャンは唯一、日本国籍者のみビザを無料で発給しており、旅行者にとって非常に嬉しい制度があります。


ほとんどの国の人々は、e-Visa(電子ビザ)が必要で25ドル前後の費用がかかるのに対して、日本やアラブ首長国連邦、サウジアラビアの国籍の人は、「到着時ビザ(ビザ・オン・アライバル)」で空港でビザが発行されます。
注:そもそもトルコなどCIS諸国の一部はビザ自体が免除されています。
こうした優遇措置は、日本人に対する特別な親しみの表れだといえるでしょう。


- 日本は1991年にアゼルバイジャンの独立を承認し、翌1992年に外交関係を樹立
- 国旗や文化はトルコと共通点が多く、日本と近しい価値観を持つ
- 治安も比較的安定しており、日本人旅行者が安心して訪れることができる国
こうした数々の要因が重なり、アゼルバイジャンは「超親日国」として世界的にも知られる存在となっています。
【最新】VIVANT続編の日本国内のロケ地も
続編の舞台はアゼルバイジャンを中心とした海外ロケが注目されていますが、実は日本国内でも撮影が行われているようです。
TBSドラマ『VIVANT』公式SNSやロケ地の自治体SNSでは、岐阜県や島根県の風景が投稿されており、国内ロケ地として確定しているとみられます。
歴史ある城下町や美しい自然景観が物語を彩る重要な舞台となることは間違いありません。ここでは、現時点で判明している国内ロケ地を紹介します。
ロケ地:岐阜県 大垣
エキストラを募集している情報や、SNSなどから岐阜県大垣市がロケ地として使用されているようです。
【 8/11(月)大垣 撮影 中止 】
— カロちゃん・おおがき (@gahojin_ogaki) August 9, 2025
悪天候が予想されるため 11日のVIVANT撮影は中止となったそうです。
延期なのか中止なのか、現時点では情報が錯綜してます。複数のフォロワさんたちからご連絡いただきました、ありがとうございます。#VIVANT #ビヴァン #ビバン pic.twitter.com/xYea0v1EIX
大垣市神田町二丁目〜西大垣駅周辺で交通規制の案内があることから、この周辺がロケ地として採用されているのでしょう。
撮影が予定されていた8月11日は雨で中止になったとのこと。
その後リスケジュールされ実際にここで撮影が行われたかどうか、分かり次第追記していきたいと思います。
ロケ地:岐阜県 岩村城下町
VIVANT公式SNSに投稿されていた情報から、岐阜県の岩村城下町でもロケが行われる可能性があります。
— 日曜劇場『VIVANT』【公式】 (@TBS_VIVANT) July 31, 2025
この写真の場所は、岐阜県恵那市岩村町の岩村町本通り。
全長約1.3キロメートルで、岐阜県で3番目に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された歴史ある城下町です。
江戸時代から東濃地方の政治・経済・文化の中心として栄え、重厚な町家や土蔵が今も良好に保存され、商家の町並みとして独自の歴史的景観を伝えており、全国的にも貴重な文化財地区として評価されています。



ドラマ内でどのようなシーンで使用されるのか、楽しみですね!
ロケ地:島根県
島根県観光振興課の公式でSNSでも、島根県の5つの場所でロケ地を提供しており、全面協力していることが言及されています。
#VIVANT 続編の撮影が、島根県の五つの地で行われています。"島根県全面協力"で紡がれる冒険の続きの物語をどうぞお楽しみに! pic.twitter.com/pIQMrJNQwY
— 島根県観光振興課 (@shimaneken_pr) July 23, 2025
投稿に写っている写真は、奥出雲町の「可部屋集成館/櫻井家住宅」です。
櫻井家は出雲のタタラ製鉄業で松江藩の鉄師頭取を務め、地域産業や教育文化の発展に大きく貢献した名家。
VIVANT続編(VIVANT2)放送予定とキャスト情報
『VIVANT』続編は2026年の放送が予定されています。
キャストには堺雅人さんをはじめ、前作からの主要メンバーが続投すると見られており、新キャストの発表も注目ポイントです。
そのほか、次のメンバーは、
- 野崎 守(阿部 寛)
- 柚木 薫(二階堂ふみ)
- ジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)
- ドラム(富栄ドラム)
- ドラムの声(林原めぐみ)
- 新庄浩太郎(竜星 涼)
- チンギス(Barslkhagva Batbold)
などなど、物語上必須のキャラですので、出演が期待されています。
— 日曜劇場『VIVANT』【公式】 (@TBS_VIVANT) August 14, 2025



公式SNSのビジュアルでは、富栄ドラムさんの姿もありますので、ドラムの続投はかなり期待できますね!
放送日や新しい出演者についても、公式発表があり次第追記していきたいと思います。
まとめ
- 『VIVANT』続編のロケ地はアゼルバイジャンと判明
- 歴史的建造物「シェキのキャラバンサライ」「イチェリ・シェヘル」などが候補地に
- 親日国として知られるアゼルバイジャンが舞台に選ばれた背景も興味深い
- 日本国内のロケ地は、岐阜県や島根県など
- 放送予定・キャスト情報も今後順次発表予定
👉 本記事では、新しいロケ地や撮影スポットの情報が判明次第、随時更新していきます。


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